大阪市の大腸検診制度|対象者は?どこで受けられるの?

大阪市の大腸検診制度|対象者は?どこで受けられるの?

大阪市では大腸がん検診の助成がある

大阪市では、市に住民票がある方に対して、300円の自己負担で大腸がん検診を実施しています。

大阪市の大腸がん検診は、大腸からの出血の有無を調べる「免疫便潜血検査」で、事前に検診実施機関から渡される採便キットの説明書にそって2日分の便を採ります。便の表面をこすって採便するだけの簡単な検査です。

ただし、検診はあくまで簡易なものなので、詳しいことは精密検査を受けなければなりません。自覚症状がある場合や大腸の病気で治療中、もしくは経過観察中の場合には、検診ではなく医療機関で検査をしてもらいましょう。

大腸がん検診の助成金額が無料になる条件

大阪市では、各種受給者証等証明書を提示することで大腸がん検診の助成金額が無料になることがあります。

大腸がん検診の助成金額が無料になる条件は、後期高齢者医療被保険者証・高齢受給者証・老人医療(一部負担金相当額等一部助成)医療証をお持ちの人、生活保護世帯の人、市民税非課税世帯の人です。

大腸がん検診を受けたくても費用が不安な場合や、対象になるかもしれないと思われた人は、お住まいの区の保健福祉センターに問い合わせをしてみるとよいでしょう。

助成を利用した大腸がん検診の予約方法

助成を利用して大腸がん検診を受ける場合、検診実施日はそれぞれ異なりますので、受診を希望する区の保健福祉センターの保健福祉課、または健康課に電話で予約しましょう。

大腸がん検診はお住まいの区以外の保健センターや内科、消化器内科などの医療機関でも受診することができます。ホームページや地域の広報で日程や予約状況を確認した上で、どこで受けるかを決めるとよいでしょう。便を提出するだけの検査ですので、必ずしも毎年同じ区の保健センターで受ける必要はありません。

医療機関で受ける場合には、忘れずに「大阪市の検診を受診希望」であることを伝えましょう。

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