「内視鏡検査」はどんな検査?どんな病気が分かるの?

「内視鏡検査」はどんな検査?どんな病気が分かるの?

内視鏡検査とは?

内視鏡検査とは、レンズや小型カメラが先端についた細い管を挿入し、内部を観察する検査です。

胃の内視鏡検査では口か鼻から、大腸の内視鏡検査では肛門から管を挿入します。カメラを通して医師が観察するため、重大な病気の早期発見に繋がります。

胃がんや大腸がんの早期発見のために、定期的な内視鏡検査が推奨されています。

胃の内視鏡検査で分かる病気

胃の内視鏡検査で分かる病気は、胃炎やアニサキス症、ポリープ、胃粘膜下腫瘍などから、早期胃がんと進行胃がん、スキルス胃がん、胃悪性リンパ腫など生命に関わる病気まで様々です。

病気によっては無症状であることも多く、内視鏡検査を受けるまでに時間がかかってしまうこともあります。少しでも異常を感じた場合は、医師に相談して胃の内視鏡検査を受けるかどうかを決めましょう。

大腸の内視鏡検査で分かる病気

大腸の内視鏡検査で分かる病気は、虚血性腸炎や潰瘍性大腸炎、大腸憩室といったものから、場合によっては切除が必要な大腸ポリープ、進行すると生命に関わる可能性がある大腸がんまで様々です。

胃がんと同じく、大腸がんは無症状であることも多いため、定期的な検査が推奨されています。お腹に不調を感じた場合にも、医師に相談したうえで必要に応じて大腸内視鏡検査を受けましょう。

内視鏡検査を受ける際の注意点

内視鏡検査は、胃や大腸が空っぽの状態で受けることになります。

胃の内視鏡検査を受ける前日の夕食は軽めに済ませ、午後9時以降の飲食は禁止です。ただし、水を飲むことはできます。当日は、水以外の飲食は禁止となっています。

大腸の内視鏡検査の前日は夕食を抜くか消化のよいものを午後5時までに食べ、必要に応じて下剤などを飲みます。

前処置の方法はクリニックによって異なるので指示に従いましょう。

大阪の内視鏡、大腸検査の評判クリニックまとめ